長期保有で大きく狙う!出来高重視の仮想通貨トレード戦略と実績報告【DOGE/BNB/XRP】
今回は、長めに保有することで大きなトレンドを取りにいく「スイングトレード戦略」をまとめました。対象は主に3つの仮想通貨:DOGE・BNB・XRPです。
また、出来高を重視した具体的な売買ルールや、運用結果をシェアすることで、同じように仮想通貨トレードを考えている方の参考になれば幸いです。
2025年上期は仮想通貨バブルになると考えており、この戦略で進めていきます。
1. なぜ長期保有を重視するのか
高ボラティリティの恩恵を最大化
仮想通貨は値動きが大きく、短期トレードで利益を狙う戦略も多く存在します。ただ、強い上昇トレンドが発生したときは、一時的な押し目調整を挟みながらも数倍の伸びを見せるケースも珍しくありません。
短期で小さく利確を繰り返すのではなく、長期で一度の大きな上昇を取りにいくことで、大きなリターンが期待できます。
心理的負担の軽減
短期売買を行うと、チャートを頻繁にチェックし続ける必要があり、精神的にも忙しくなりがちです。
一方、ある程度の押し目や揺れ動きを許容し、明確なトレンド崩れサインが出るまでホールドすることで、精神的なストレスを軽減しながら運用しやすくなります。
朝一度だけ値動きをチェックするというルールにすることで、本職への影響が出ないようにしました。
2. 出来高重視のトレード戦略とは
出来高(ボリューム) は、マーケット参加者の“本気度”を表す指標の一つです。価格だけでなく出来高にも注目すると、トレンドの強弱やブレイクアウトの信ぴょう性を把握しやすくなります。
- 出来高が平均以上 → 参加者が多い or 大きな資金が動いている証拠
- 出来高が伴わない上昇 → 騙し上げとなるリスクが高い
過去数日の平均出来高よりも上回っているタイミングを狙ってエントリーを検討しています。
3. 売買ルールの概要
ここからは、実際に私が運用しているルールをご紹介します。特に、移動平均線・サポートライン/トレンドライン・オシレーター(RSI, ストキャス)・出来高 に着目した戦略です。
長期目線のため、基本的には日足で見てトレードします。トレンドラインや水平線は週足で引きました。
3-1. エントリー(買い)ルール
- 出来高
- 直近の平均出来高よりも明らかに増加していること。
- 出来高が薄い場合、騙しの可能性が高いためエントリーしない。
- 移動平均線(MA) – (20日/50日/100日)
- 反発:MA付近で価格が下げ止まって上昇に転じた場合。
- 上抜け:一度下回っていた価格がMAを上に抜ける(ブレイク)動きが確認できた場合。
- サポートライン・トレンドライン
- 反発:ライン付近で価格が下げ止まって再度上昇。
- ブレイク(上抜け):価格がラインを明確に超えたところで買い。
- RSI
- 40以下 & 上向き転換:過度に売られた局面からの反発サインを確認したらロットを増やす。
- ストキャス(Stochastic)
- 20以下 & ゴールデンクロス:底打ち感が強いシグナル。追加で買い増しを検討。
- 重複シグナルはロット増
- サポートライン × 移動平均線など、複数の指標が重なる場合はより信頼度が高いため、通常より大きめにポジションを持つ。
3-2. 利確ルール
- 移動平均線割れ (分割利確)
- 20日MA割れ → 保有分の20%を利確
- 50日MA割れ → 保有分の50%を利確
- 100日MA割れ → 残り全てを利確
- トレンドライン割れ → 全利確
- 長期的な上昇トレンドを支えるトレンドラインを明確に割れた場合、トレンド終了が濃厚と判断。
3-3. 損切りライン
- サポートライン・トレンドラインの少し下
- 例:ラインを終値ベースで大きく下回る or 安値ヒゲを割り込むなど。
- 移動平均線の少し下
- 急なノイズ(ヒゲ)で狩られにくいよう、ある程度の価格余裕を持たせる。
4. トレイルストップの活用
エントリー後に価格が大きく上昇した場合、利益を最大化するために「トレイルストップ」を使うのもひとつの手段です。
(ヒゲで狩られるパターンが多かったので、今回はトレイルストップは利用しませんでした。)
- %ベースのトレイルストップ
- 価格が高値から10%下がれば自動で利確注文が執行、など。
- ATRベースのトレイルストップ
- ボラティリティに合わせてトレイル幅を動的に決定。
- 移動平均線に合わせる
- 例:価格が20日MAを割った段階で、自動利確ラインを引き上げる。
トレイルストップで保護しながら、さらに“上に走る可能性”を残しておけるのが大きなメリットです。
5. 実際の運用結果報告
5-1. 対象銘柄と運用期間
- 対象銘柄:DOGE, BNB, XRP
- 期間:2025年1月~6月
5-2. 週足、日足チャート
1/30時点
- DOGE
- 週足
-
日足
- 週足
-
XRP
- 週足
-
日足
- 週足
-
BNB
- 週足
-
日足
- 週足
2/28時点
-
DOGE
- 週足
- 日足
- XRP
- 週足
- 日足
- BNB
- 週足
- 日足
5-2. エントリー・エグジットタイミング
5-3. 成果サマリー
- 勝率:○○%
- 平均獲得利率:○○%
- 総損益:プラスの場合は +○○%、マイナスの場合は -○○%
(※ 成果出次第記載)
6. 考察と反省点
- 移動平均線の反発は機能しやすいが、急落時は早期撤退が重要
- 仮想通貨は突然の暴落があるため、損切りルールを明確にしておくことが必須。
- 出来高重視は騙し回避に有効
- 参加者が少ない時のブレイクアウトは失敗しやすく、余計なエントリーを避けられた。
- 損切りラインをもう少し広げるべきか?
- ボラが高いので、ラインを少し割っただけで戻るケースも多い。
- ATRを参考にしたほうがより柔軟かもしれない。
- トレイルストップ幅の検証
- 狭すぎると浅い調整で狩られ、広すぎると大きな含み益を削ってしまう。
- 今後は複数パターンをテストしてみたい。
7. 今後の展望
- フィボナッチ・エクステンションの導入
- 目標価格を複数設定し、部分利確の精度を高めたい。
- ニュース・ファンダメンタルの警戒
- 特にDOGEはイーロン・マスク氏のツイート等で一気に動くので、SNS動向もウォッチ。
- XRPは訴訟ニュースに左右されやすいため、定期的な情報収集が必須。
- 安定的な収益化へ向けて
- ルール通り淡々とトレードすることで、長期的にプラスを積み上げる。
- 月次や四半期ごとに結果を振り返り、ルールを微調整し続けることが大切。
8. まとめ
今回ご紹介した“出来高重視の長期保有トレード戦略”は、短期トレードが苦手な方や、仮想通貨の大きなボラティリティを活かしたい方に向いた手法です。
- エントリーの根拠:移動平均線、サポート・トレンドライン、オシレーター(RSI/ストキャス)、そして出来高
- 利確・損切りの明確化:MA割れやトレンドライン割れで段階的に利確/撤退
- トレイルストップ:上昇トレンドを長く引っ張りつつ、利益を守るオプション
今後もバックテストや実際のトレードを通じて検証を重ね、さらに洗練させていきたいと思っています。もし興味を持っていただいた方は、ぜひコメントやSNSでご意見・ご感想をお寄せください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、次の投稿でまたお会いしましょう!
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