AI資格について知りたい
AIの職種について知りたい
上記のような方の悩みに答えます。
本記事を読むことで、下記の2つが理解できるようになっています。
- AI関連の職種について把握できる
- 目指す職種別に取得すべき資格が分かる
大規模ECサイトのAWS運用やAWSの技術コンサル的な立場で仕事をさせてもらっています。
AWS資格は7冠(SAA、DVA、SOA、SAP、DOP、MLS、DAS)取得しました。
現在のスキルセットはこちら
AI関連資格の全体像を調べた結果をまとめています。
目指す職種別のAI資格まとめ
AI関連の職種
一般的なAI職種の分類
現役AIエンジニアの方が職種についてまとめてくれています。
大雑把に分類すると下記の4職種になります。
- データアナリスト・データサイエンティスト→ビジネス課題解決
- 機械学習エンジニア→プログラミング
- データエンジニア→インフラ構築(MLOps)
- データアーキテクト→データアナリストとデータエンジニアの中間
AI関連の職種例
通信関連の印象が強いソフトバンクですが、
今はAI専門会社としてのアピールが強い印象です。
孫さんも「AIを制するものは未来を制する」と発言されています。
ソフトバンクAIの募集職種一覧を見てみます。
- 営業・営業企画・コンサルティング→データアナリスト・データサイエンティスト
- 事業企画・サービス企画→データアーキテクト?
- 先端技術エンジニア(AI・データ・研究開発)→機械学習エンジニア※
- インフラエンジニア(NW・サーバ・モバイル)→データエンジニア
実際の募集を見ても、大体は「一般的なAI職種の分類」で紹介した職種に当てはまります。
職種別目指すべきAI資格
AI関連職種について大枠の把握はできたので、職種別に目指すべき資格を見ていきます。
先ほど4つに分類したAI職種をさらに大きく括ると下記の2パターンになると思います。
- ビジネス課題解決思考(お客様と直接話して何ができるかを考える)が求められる職種:データアナリスト・データサイエンティスト
- エンジニア思考が求められる職種:機械学習エンジニア・データエンジニア・データアーキテクト
自分の思考がどちらよりなのかで目指す資格を決めると良いと思います。
① エンジニア未経験且つ基本情報、応用情報技術者未取得
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
どのAI職種に関してもIT基礎知識は必須となるため、ここから始めるのがおすすめだと思います。
この知識習得後にビジネス思考かエンジニア思考なのかを判断して次に目指すべき資格を決めます。
②-1 ビジネス課題解決思考 目標職種:データアナリスト・データサイエンティスト
G検定
ビジネス向け資格でざっくりとAI用語などを理解できる知識はつきそうです。
※G検定の上位資格であるE検定は取得ハードルが高いため、本記事では紹介しません。
統計検定
データサイエンティストを目指す人向けの資格で、データサイエンティスト=基本情報+応用情報+統計検定みたいです。
2級まで行かないとスキルシートには書けなそうな気がします。
ここも勉強サイトは充実してそうです。
DS検定
DS検定=基本情報+応用情報+統計検定
と思われます。
データサイエンティストになるための知識が求められる形です。
学習方法は下記のtwitterアカウントをフォローして、プロフィール固定ツイートをRTすることで入手出きる資料(PDF)で十分すぎると思われます。
②-2 エンジニア思考 職種:機械学習エンジニア
Python3エンジニア認定データ分析試験
AI実装には必須と思われるpythonですが、AI関係なく様々な場面で使う機会があります。
AI実装検定
こちらはエンジニア向け資格です。
勉強方法も下記のチャンネルがあり、充実していました。
■データエンジニア
■データアーキテクト
そこまで深いAI知識は求められない職種であることと、
AI案件でなくても求められる知識であることが原因だと思います。
(主にクラウドスキルやビッグデータを扱うスキルが必要です。)
AI関連資格の価値について
網羅的な知識が身につくというメリットはあると思いますが、
現時点ではAI関連資格必須という案件は少ないです。
まとめ
徐々に自分の現場でもAI案件の名前が出始めてきており、今後はさらに増えてくるのは確実です。
自分の今のスキルがAI関連の職種に活かせるのかという観点でも参考になると思います。
本記事をみてAI職種を目標にする方が増えたら嬉しいです。
コメント