
基本情報処理技術者は取得済だが、理解が浅いと感じる
上記のような方の悩みに答えます。
本記事を読むことで、下記の2つが理解できるようになっています。
・インフラエンジニアが優先して得るべき知識が分かる
・知識をスキルに変える方法(主にアウトプット方法)が分かる
今後はクラウドが主流になると思いますので、
クラウドインフラ運用で必要なスキルを抽出しています。
(ハードウェア関連の知識などは除外)
インフラエンジニア基礎スキル習得手順
■OS(Linux、Windowsの構築経験)
■データベース(DB基礎知識)
■ネットワーク(基礎知識)
■WEB系知識
■その他(gitなど)
ここではインフラエンジニアを目指すにあたり、最低限必要な基礎知識、基礎スキルを得るための方法をまとめました。
インプット、アウトプットのバランスを考えてまとめています。
※“知識”は頭で覚えるもの(読んだり聞いたりして習得)、“スキル”は体で覚えるもの(実践して習得)です。
これからインフラエンジニアを目指すのであれば、クラウドに関連するインフラエンジニアを目指すことをおすすめします。
本記事はクラウドエンジニアで必要な知識のみを抽出しています。(ハードウェア関連の知識などは除外)
クラウドの知識に関しては下記にまとめています。なぜクラウドエンジニアがおすすめなのかもわかると思います。

概要
■セキュリティ
ここをミスると一発退場の可能性もあります。
最重要事項として意識する必要がありますので、現場で大抵の知識は教えてくれます。
(ここだけは丁寧に教えてくれます。e-ラーニングなどが用意されている場合が多いです。)
本記事ではインフラエンジニアとして知っておくべきスキルを紹介します。
■OS
Linux、Windowsの構築経験は持っていた方が良いので、
その状態に持っていくための方法を紹介します。
■データベース
大規模なDB設計はDBAと呼ばれる職種の方が対応します。
インフラエンジニアとしてこれくらいは知っておくべきというDB知識を紹介
■ネットワーク
クラウドであればそこまで深い知識は不要(※)なので、基礎知識を浅めに押さえておきましょう。
※最初は出来上がったネットワーク上で色々やることが多い
■WEB
今はほとんどがWEBシステムなので開発担当者と話をする上でWEB系知識があると良いです。
■その他
IaCが主流になっていることもあり、Gitはインフラエンジニアでも知っておくと良いです。
メールサーバについても概要は理解しておきましょう。
セキュリティ
個人情報の取り扱い
メールアドレスなど、それだけで個人情報となる情報は、特に扱いに注意する必要があります。(これらは暗号化して保存していることが多いと思います)
現場内の共有でもマスクキング必須などセキュリティ意識が高い現場もある。
インフラエンジニアのセキュリティ知識7選
インフラエンジニアとして知っておくべきセキュリティ知識を別記事にまとめています。

以下の7つです。
- アクセス管理、権限管理(内部犯対策)
- 暗号化
- ウイルス対策
- サイバー攻撃手法
- 不正通信対策(WAF、IDS、IPS)
- ネットワーク分割
- 脆弱性対策
セキュリティ基礎知識習得
サイボウズの2021年新人研修資料が分かりやすかったです。
運用現場では年に一回脆弱性診断というのを行うことが多いのですが、
その際に必ず出るキーワード「SQLインジェクション」や「クロスサイトスクリプティング」などの説明が特に分かりやすかったと思います。
開運研修2021 セキュリティ / Security 2021

OS・ミドルウェア
Linux
LPIC取得は知識の証明になり良いのですが、コマンド丸暗記でも取得できてしまうため、それだけだと意味が薄いです。
下記の無料講座では実際にLinux構築経験が積めるのでやってみると良いと思います。
Windows Server
WindowsServer必要スキルの確認
下記の3分の動画でまずはWindowsServerについて学ぶ必要のあるスキルを確認します。
【Windows Server講座1】WindowsServerとは
WindowsServer基礎知識習得
下記のサイトはActiveDirectory、WSUS、PowerShellなど業務で良く利用する技術が紹介されており、
一読の価値ありです。

WindowsServer基礎スキル習得手順
良いアウトプットを行える無料講座はありませんでしたので、
最低限のWindowsServer知識を習得するための手順を作成しました。

データベース
AISHIFTという会社の研修資料がデータベースについて網羅的に解説されていたので一読する価値ありです。
https://www.ai-shift.co.jp/techblog/1980
量はあるので全体的にさらっと読む程度でも良いかなと思います。
※運用インフラエンジニアであればDB設計まではできなくても大丈夫ですし、SQLは使いながら覚えていくでもOKです。
性能調査を任される場合に備えてインデックスについては理解しておきたいです。
WEB
Cybozuの研修資料がWebの基礎知識の理解がしやすかったです。
プロセス・スレッド、CGI、Cookie、CSS、JavaScriptあたりはインフラエンジニアでも理解できていると
開発担当者との会話で乗り遅れなくなります。

上記の研修資料が難しいと感じた場合は下記の書籍で基礎を身に着けてから見てみると良いです。
(Webに関するおすすめ書籍2冊紹介します。)
①Web技術の基本
こちらは図解が多いので、読みやすいです。
②Webを支える技術
上記「Web技術の基本」は初心者向けですが、こちらは多少踏み込んだ内容も含んでいます。
ネットワーク
概要は知っておいた方が良いですが、基本情報技術者を勉強すれば聞いたことはある状態になります。
サブネット、VLAN、ルータ、スイッチ、LB、FW、SSL/TLS、NAT、OSI参照モデル
あたりが説明できればOKです。
SNMPはインフラエンジニアでも良く使うので、押さえておくと良いです。
SNMP TRAPについても理解しておきます。


その他
git
インフラエンジニアが扱うスクリプト程度でもgit管理する現場が増えてきましたので、
必須スキルだと感じています。
gitは慣れるまでしばらくハマりますので、少しでも理解しておきましょう。
mixiの新人研修資料がおすすめです。
gitについてかなり分かりやすく解説されていました。
現場ごとにgitルールがあると思うのですが、最初は戸惑うのではと思います。
こちらは運用方法の基礎まで紹介されていて一度読んでおくとルールの理解が深まります。
メールサーバ系
メールサーバーの基礎は下記を読んでおけばざっくり理解できます。
SPF
メールセキュリティを高める施策でSPFを使うことが多く理解も難しかったです。仕組みは下記を読めば分かると思います。

SPFをざっくり言うとDNSのレコードは正当な所有者しか変更できないことを利用してなりすましを防ぐ仕組みです。
まとめ
不要な学習はしてほしくないので、いろいろな参考情報(後述)から必要なもののみを抽出しました。
これをやっておけばインフラ運用案件で困りにくくなると思います。
一つ言えることは読んだだけでは「知識」にしかならないということです。
アウトプットや実際に自分で試してみないと「スキル」にはならないです。
本記事がクラウドエンジニアにとっての教科書的な存在になれたらうれしいです。
参考
下記の記事が有用でしたので、参考にさせていただきました。
【クラウドエンジニア向け】無償公開されている講義資料・研修資料リンク集

インフラエンジニアの必須スキルはIT革新の速度が速いため、体系化された資料が少ないです。
その中でもインフラエンジニアの教科書2という書籍は参考にさせていただきました。
又、IT未経験向けの無料研修プログラムも用意されています。
無料で1か月インフラ基礎を学んで就職サポートまでしてくれるので、まとまった時間がある方にはお勧めです。
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